Chassis Report 8.TB-Evolution4 “セイタローがうまくなるきっかけをくれたクルマ?”(2004年12月シェイクダウン)

ということで、今度はEvo4のレポですね。
エボ2⇒3⇒4とセイタローが乗り継いでます。ヤツはコレクターなんでこういうのを集めるのが大好きなんですよね(笑)

で、とりあえずセイタローが発売してすぐ買って「組んで」とかって持ってきたんで味見してみました(笑)


組みあがったばっかりのEvo4ですね。
このクルマ、立ち姿はエボシリーズで一番いいですよね。
バッテリーもサンヨー3300、バネもブルーで撮影用にしてますね(実際のセットとはまったく違います(^^ゞ)

シェイクダウンは2004年のコスモエナジーカップ直前の12月でした。
この時期は割と走る人が多くなってグリップがあがるんでいい感じになるんですよね(^^)

で、当時ちょうどモンスターを買ったばっかりで、ほぼ同時に走り出したんですが、まあまあ問題なくモンスターと変わらない感じで走れたのを覚えてます。

その後就職活動やら夏のタミヤGPやらでほとんど触ってなかったんですが、夏ごろからちょこちょこ触り始め、セイタローがHPIチャレンジに参加。
バッテリーが3300のザップドしかなかったため貧弱で、30Tモーターだったのでかなりパワー面では不利でしたがインフィールドをまとめて、クルマも割とよく走ってBメインに滑り込むことに成功。
Bメインではさすがに勝負にならなかったですが、ここからなんとなくヤツはうまくなる“キッカケ”みたいなものをつかんだような気がします。


まもなく発売になるEvo5ですね。静岡ホビーショウで撮ってきました。
エボ4からの変更点はカーボンパーツの簡単なデザインの変更(見た目ほとんど一緒)
サスアーム新型化、ステアリングクランクの取り回し変更ですね。
バラセル/ストレートパック両方積める、タミヤGP出れる、フルオプなんであんまり出費もない、てことを考えると…買いなのかこれ?(^^ゞ

で、その後月例のN1クラスで2勝、タミヤGPで連続Aメインと、なんか調子イイやんけ、て具合になって出場した2005年月例最終戦のストッククラス。
セイタローは今まではある程度シンタローの好みよりは曲がらない車を好んでたんですが、この時期から23Tでも事前練習からクルマをどんどん曲げる方向にもって行くように要求し始めました。
HPIチャレンジのときから比較すると、ボディもレガシィからマーク3に変わり、ウイングもストレートからラウンドタイプのに変更して、スプリングも以前試したときは曲がりすぎで扱いにくい、というコメントをしてた組み合わせがいちばんタイムも出て、なおかつ安定して走れるような感じに仕上がってきました。
(詳しくはセットデータのページを参照。)

結果、人数は少なかったもののストッククラスで予選5位と、昔から考えたら上出来やろ!と喜べるような結果を残して、このあたりからいろんな人に「セイタロー、調子いいときはほんまにずっと同じところ走るなあ」とか言ってもらえるようになりましたね。

このシャーシで触ったのはバネとボディだけという、ほんとに基礎の基礎しか触らずに走らせたエボ4だったんですが、いろんな意味でセイタローにとってはいい先生みたいな感じになったシャーシだったと思います。
駆動系が分割シャフトになって、エボ3のときより格段に壊れなくなって、デフも密閉型なんでメンテナンスサイクルがほんとに長くて、そういう意味ではサーキットではダンパーだけ触ってれば良かったので、楽な車でした。
セイタローはこの後はメデューサと415を走らせるようになったわけですが、本気の23Tレースにはじめて出た車として、いい買い物だったように思えます。

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