Chassis Report 10.TRF415 “やっぱり04足?な414正当後継車”(2004年3月シェイクダウン)

2003年末にRCワールドでも取り上げられ、年明けて満を持してタミヤが発売したTRF415、シンタロー、そしてこのシャーシがかずまにとって初ハイエンドツーリングになりました。

この当時、シンタローはようやくまとまってRC走らせる時間が取れ始め、エボ3をこの415の発売直前に走らせたところ、思いっきり走ってしまい「415いらんやんけ」というの周囲の声の中シェイクダウンされたのでした(笑)


組みあがったばかりの415です。
モーターが…MIRAGE(現ハイブリッド)なつかしぃ(笑)
足回りは基本的に普通の04足、TRFダンパーにテックバネとおなじみの仕様ですね。

で、発売と同時にゲットし、速攻でシェイクダウン。

シェイクダウンの感想としては、うーーーーん普通(笑)という感想でした(^^ゞ
とりあえずよくわかったのは、ステフナーで激変する、リヤグリップは高い、ベルトテンションかなり大事、という当たり前な感じでしたね。

その後、しばらく23T仕様でかずまが頑張り、リバサスの登場⇒一回つけて走らせたもののいらんと判断して04Rに戻す、などを経てモンスターの登場で一瞬はメインマシンの座から離れたんですが、再び表舞台に出てきたのは秋のタミヤ世界戦関西地区予選のときでした。

  
左が2004年のタミヤチャレンジ@チャンプで見事に3位入賞を果たしたかずまのTRF415ですね。
このときのセットがひとまず僕らのタミヤGPレギュでの基本セットになりましたね。

そしてその後、2004年の33Zを経て2005年の海遊館では右のF430をシンタローが使用。
ステフナー無し、前後にスタビ+柔らかめの足という味付けでグリップ感が高くて非常に運転しやすいセットでした。

シンタロー、かずまともにこの年は23T+ギヤ比指定のGTクラスに参加。
レース前から2台でチャンプを走りこみ、まずまずのセットも出て、シンタローはエボ3(この年の5月に同じ条件のGTクラスで好結果)との比較もあってちょっと悩んでたんですが、最終的にエボ3よりも少し安定していることと、なんといってもギヤ欠けの心配ないことが決め手になって415で走ることに決定。

で、やっぱりフタをあけてみると415はリバサス仕様が多く、またエボ4の登場もあって僕らみたいなノーマル415は少数派でした。

で、結果的にはシンタローが予選一発目暫定4位と一瞬は夢を見たんですが、2ヒート目のタイヤ選択ミスもあってBポール、かずまも不運なクラッシュがありBメインというフラストレーションのたまる結果だったんですが、セットとかの面ではいい収穫だったレースでした。

そして翌年、少し早めの7月に始動。
前の年むちゃくちゃ走ったセットなのになぜかまったく走らず(^^ゞ、けっこう回りましたが、ちょっと触ってるうちに少しずつ改善されていき、8月に奈良のジョーシン押熊であったタミチャレでは勝つチャンス十分だったのに、決勝走行中にバッテリーがお亡くなりになるという不運はあったものの、なかなかの仕上がりを見せてました。

で、10月のレースまではイチナイト540に出てみたり、チャンプで色々なことを試して、ボディもZ、NSX、そして新製品の430をテストして、海遊館では430がいいだろうと判断しました。
仕様は前後ステフナー無し、ストレートパックシャーシ、スタビ前後という感じのクルマになりました。

レースでは、予選1回目に2位をコンマ3以上ちぎるラップタイムを出したものの、なぜかタミヤオフィシャル満園氏の独断でレース中にタイムを抹消され、どう考えてもAメイン確実だったんですがまたしてもBメインに。まあ予選2回目でタイム出せなかった俺が悪いっちゃ悪いんですが、あまりに稚拙な運営でした。
(あまりに納得いかなかったんですが、後日タミヤ笠井さんから事実の調査・確認と謝罪があったのでこの件に関してはここで止めときます。
ただ、自分の名誉のためにいっときますと、間違いなくちゃんとタイム出てたそうです。タミヤのレースデータログから調べてもらったので間違いないです。)

と、そんな感じで初期型415がMSXやエボ4相手にしてもいつも対等なパフォーマンスを見せてくれる車であることは間違いありません。
現時点でラジ復帰とレース参加開始時期がいつになるのかは不明ですが、もし今後タミヤGPの23Tクラスに出るなら、この車かエボ5のどちらかを選ぶと思います。ボディは立場上もありますが、できたら430は430でもSC430が使えたらいいかな、とか思ってます(415に直接関係無い締めじゃないか/笑)

Report11.TRF415MSX進む
Chassis Reportsへ戻る