2003年2月15日 タミヤグランプリ大阪大会レポート
(参加者:シンタロー、クラス:フェラーリワンメイク、シャーシ:TA04)


ということで今年一発目のタミヤGPです。
同時に、俺の今年一発目のレースでもあります。

ということでもちろんエントリーです。
クラスは、シャーシがTA04かTB01、ボディがモデナかエンツォの両フェラーリ、タイヤがナローサイズのファイバーモールドAにインナーフォームの組み合わせと、色々と指定されるフェラーリワンメイクを選びました。
理由はなんとなくです。なんとなく面白そうだったから。
・・・
多分当日までにEVO3は組みあがらんだろうということを予測したわけではないぞ


<事前練習編>

シンタローはプロポも買っちゃってあまり自由に身動きができなくなった身分なので、もちろん参加OKの封筒がタミヤさんから送られてくるまで、タイヤなんか買うつもり無かったです。(核爆)
だって、もし抽選に落ちてたら、手元に残されたナローのモールドAタイヤなんか今となっては練習にも使えな(以下検閲削除)

ということで、封筒がレースの週の月曜日に届き、ようやく動き出したのでした(笑)

まず、2年前にちょっとだけ使ったAタイヤがどっかに残ってたはずなので、部屋中ひっくり返して探しました。出てきました。
そんで、そのタイヤをもって水曜日にチャンプへ練習に行きました。
ちなみに、シャーシはTA04にしました。TBもあったんですが、04Rは去年のビッグバンのレースの前にフルメンテしたので状態が良かったからです(笑)

ということで、ビッグバンのセットのままでタイヤをナローAに付け替えて、車高とリバウンドだけ合わせてコースイン!


全っ然曲がらん。


何だこの車は。
コーナーで直進するやんけ、くらいの勢いで曲がりません。
これじゃ予選落ち確実なので、渋々セット変更に取り掛かりました。

結果、ネガキャンを思いっきりつけてFスプリングやわらかくしてRサスを固めたら大分良くなりました。
要するにTA03の時のセットを04Rに無理矢理こじつけてみたんですが、意外とすんなり良くなったのでコレで行くことにしました。


<レース当日>


前日は例によってぐずぐずとタイヤを貼って(さすがにレースでは新品使います)、ダンパーを組みなおして、荷物をまとめて、結局寝たのは2時前。
しかし、なぜか朝5時半にやたらすっきりとした寝覚めで覚醒し、のんびり朝飯を食って、7時前に海遊館に向けて出発!20分足らずで無事に海遊館へ到着。初の「ひとりで海遊館」です(笑)

荷物を運んで、その後のレースですさまじいオチを付けた某ピニオンの人と、いつも写真を撮ってくださるくろぶたさんとも合流し、せっせとピットを設営。
その後、余裕を持って車検を済ませ、練習走行です。

ここで気がついたことがひとつありました。

曲がらんかったのって、タイヤが古かったせい!?


練習で、腐ったタイヤ(爆)を使ったことが思わぬところでいい結果をもたらしました。
とにかくこっちは「グリップなんぞするハズが無い」と前提でセット出してきてますので、やたらと安定してます。
ということで予想に反して誰にも抜かれずに練習走行を終了。
のんびりとしながら出番を待ちます。
(フレッシュマンミーティングののんびりとした進行は大好きです。まったり万歳。)



当日のコースレイアウト(メモしとくの忘れたのでうろ覚えです(^^ゞ)

[予選一回目]

ドライバーズミーティング後の予選第1レースにいきなり出走です。
しかも久しぶりの1ヒート目前列。緊張しますね!(笑)
ドラミでコースの中を人が歩き回った後なのでホコリだらけでグリップが悪そうです。
ということで無理せずに走ろうと思いきや、こういう時に限ってスタート成功!
こんな中でもタイヤは予想以上によく食ってます。
コレはいける!と思いながらも無理はせずにミスなく周回を重ねます。
後続は混乱してるのかはたまた俺の車ほどグリップしてないのか、全く追ってきません。
結果、ぶっちぎりでヒートトップをゲット。
このヒートで唯一10周に入れました。
3ヒートに出てきた3人の選手に抜かれたものの、この時点で予選暫定4位につけ、実質Aメイン確定圏内に付けることができました。
こんなに順調でいいのかと不安になります。(笑)

[予選二回目]



左から、練習で使ったセレッソモデナ・TA04シャーシ・
レースで使用したR390もどき“ニッサンR360GT1”(^^ゞ
(要するに手抜きのステッカーチューンですね!(爆)

早めにメシを食ったものの、ボケッとしてたら自分の番になってたという最悪なミスを犯してしまい、ろくすっぽ準備もせずに走るハメに(爆)
もちろんこんな体制でタイムアップできるハズは無く、ほかの選手がタイムアップしまくった(核爆)ために順位も大幅に下げ、予選は結局9位になりました。
とりあえずAメインに残れてほっとした反面、順位を3つ以上上げて入賞すること目標に各部をチェックしました。

[決勝Aメイン:20Laps]

9番グリッドから、目標の入賞を目指していよいよスタートです!
ありえないくらい抜群のスタ−トを切ることができ、1コーナーで前を見たらなんと3台しかいません!
コレはもしかして!?と思った次の瞬間、

シケインの頂点に突き刺されました((+_+))

コーナーマーカーの上でカメになってしまい、いきなり最後方まで落ちました。
場所はコースの中央、マーシャルは来たくてもなかなかこれません!
結局救出されたのはトップの車が横を通り過ぎる瞬間でした。

ということで、もう終わってる(爆)俺は、トップ集団の後ろを極力邪魔しないようについていってみたところ、全く離されず、最終的になんか2台ほど抜いてたみたいで、最終的に10位でした。

あ〜もう、すごい車はイケてただけに、手のせいで結果が出せなかったのがありありとわかって、無性に悔しいです。
頼む、もう一回スタートからやらして下さい(爆)

[今回のレースを終えて]

予選一回目でちゃんとタイムを残せた、という俺にとっては珍しいレースだっただけに、2ヒート目を落ち着いた状態で迎えられなかったのがすごい悔やまれます。ハイ。

あと、決勝がものすごく荒れた展開(12番グリッドスタートの選手が優勝)だったので、もまれる展開でも堅実に順位を落とさないようなレースができるようになりたいなあと深く考えた今回のレースでした。

3月の神戸でリベンジです!

Text By シンタロー
Photo By くろぶたさん