2008年10月26日 タミヤグランプリ全日本選手権東京大会 レースレポート
(参加者:シンタロー、クラス:GT3700、シャーシ:TRF416)

ということで、静岡大会からスタートした2008年のタミヤGP全日本の、シンタローにとっては代表権がかかった最後のレースです。

実のところ、5月のROXでAメインに残れたことから、一番自分にとってチャンスがあるのはこの東京大会と思ってました。
その時はTA05MSを使ったのですが、ここに投入すべく、初期型TRF415を投入!
そうです、知る人ぞ知るいつぞやタイム消されてモメたアレです(笑)

もちろんTA05MSも、ノーマル05も走れる状態なので、事前練習で一番走ると判断しての投入です。
事前練習はおなじみROCKWAVEと、レジャーランド厚木店の2ヶ所のカーペット路面サーキットでテストを行いました。

そして、またまた静岡からヲガタさんを呼んで同行してもらい、東京でブンさんと合流して浅草へ向かいます

…が、ナビの設定ミスでブンさんとの合流が激しく遅れ、レースに不安な影を残すのでした(・_・;)
テーブル広げるスペースを開けてくださった近くの皆さん、本当にありがとうございました。


ついに自分で走らせるべく再始動したノーマル415。
まさかもう一回自分でやるとは思ってなかったですが、走らせるとやっぱいい感触なんですよね。
しかし、M2ラジアルつけると違和感ありますね(笑)

[予選一回目]
激しい混雑のピットスペースの通り、この日のGT3700クラスは100名オーバーのエントリー!
シンタローは19レースと割と後半のヒートに入ったのもあって、路面ができてなくて不利、ということはなさそう。

そしてレースが進行。自分のヒートまでの状況を見ると、10秒フラットのtako3選手がトップ。
ざっと見た感じ、10秒2台が恐らくボーダーになりそうだなと予想していました。

そしてかなり緊張しながらスタート…でしたがいきなりまわされる(^_^;)
しかしタイムアタック予選なのでそれほど気にせず落ち着いてクリアラップを待ってたら、コースサイドからざわめきがー!

一瞬、「きたか!?」とか思ったのですがよくよく考えるとクリアラップ取れてない。ということで隣の選手が9秒97!でポールタイムをマーク。
シンタローも必死に頑張りましたが混雑したコース内で10秒28を出すのがやっと。
それでも最低限のタイムは出せて少しほっとしました。

ということで、1ヒート目を終えて暫定7位。上に一人代表権持ってるひと(掛川で勝った「殿」選手)がいるので実質6番手ですね。
しかし、代表権を狙うならタイムアップしないと厳しそうです。


この日もうひとつのテーマ
『コンデレとってもAメイン』を果たすべく、けっこう本気で塗ったNSX2005(軽量)。
おとなりはブンさんのEPSONカラー。
コンデレは見事に取りましたが、さあ肝心の走りは…

[予選二回目]
ストチャレをやるため、少し長めの昼休みと、ジュニアクラスの予選が終わりいよいよ予選2Rへ。

予想通りといえば予想通りなんですが、ドリフトタイヤの影響もあってかそれほどタイムアップする選手がいません。
そんな中、tako3選手が気合一発9秒台!1ヒート目の暫定TQタイムには届きませんでしたが、勝負に臨む気合を見せ付けます。
その他で自分が走るまでにはタイムあげてきたのは恐らく2人くらい。しかし、このままでは危ないので上げていかないといけません。

そしてかなり緊張の中スタート、でしたがいきなり単独ミス(・_・;)
その後もクリアラップがなかなか取れず、最終的に周回遅れに軽く当たりながら出した10秒44でこのヒート終了…ヤバイです(^^ゞ

どきどきしながら結果を待ちます…
また11位。

<2回連続繰上げAメインー(笑)しかも今回は最後尾グリッド。カサイさんから「あっぶないなー(笑)」と言われる始末(^^ゞ


決勝前、支給モーターを直ハンダ付けで搭載、の図。
今回のモーターは良かったんですよね…掛川の時より全然。
ちなみに箱出し19,000rpmちょい超えくらいでした。

[決勝Bメイン:6分レース]

ケツからスタートなので、もう何も捨てる物はありません!
ということで、割と気負うことなく決勝には臨めました。
2番グリッドにはtako3選手が!厳しそうですが今回もいい勝負ができるように走るだけです。

そしてスタート、いきなり前で小学生2人が飛んだので8番手。さらに2台交わして6番手で序盤走行を続けます。
トップ争いはtako3を含めた3台。その後ろにシンタローを含めた4台がいる展開。ですが前のグループとのタイム差は広がっていないみたいですので、必死に前を追います。
しかし、トップ争いをしていない弱みか…先ほどのスタートで飛んでったちびっこを周回遅れにする際に2回ほどひっぱたかれ、あっという間にこのグループから脱落。
1周10秒のコースでこのロスはあまりに痛く、あっという間にトップグループの周回遅れになってしまいました。
こうなってしまってはもうお手上げ(^^ゞさらっと譲ってあとはもう淡々とまったり走り、
「こうなったらtako3勝って!」と思いながらトップ争いを見るためにヨソ見しながら走行(・_・;)

結果、終盤抜け出したtako3選手が優勝〜!見事に代表権を獲得!となりました(^^)
シンタローは最終的に7位でチェッカーとなりました。


祝!代表権を授与されるtako3選手の図。
ツインメッセでの大活躍を予感させる一枚ですね(^^)

[今回のレースを終えて]

えーと、クルマは良く走ってたと思います。くるまは。

あとは混戦でもワンチャンスでタイム出せる勝負強さと、
もうちょっとイン側走る攻めの姿勢。
ですね。tako3の「パイロン乗るまで寄せんと!」という一言が非常に印象的でした。

やっぱり少し走りがおとなしいんかなあ、とか思う今日この頃です(^^ゞ。

Text & Photo By Shintaro Engineering