2002年3月17日 タミヤグランプリ大阪大会レポート
(参加者:シンタロー・セイタロー、クラス:ラリースポーツ・ジュニア、シャーシ:TB01・TA04)

受験が終わり、このレースからシンタロー・セイタローともにRCに復帰です。

もちろんプロポ握るのは半年以上ぶりです(^^ゞ

大丈夫なのか?
まあ、タミヤGPやし、ラリーとジュニアやしまったり行きましょう(爆)

ということで時間がなかったため、事前に屋上でちょろっとトリムあわせただけで本番に臨みます(ヲイ)
しかもタイヤは去年のレースに一回使った奴です。ほどよく熟成されててきっと路面に食いつくはずです。
(「先生!タイヤはカレーとは違うので熟成されないで劣化すると思いま〜す。」とか言うな。俺もそう思う

<事前練習編>

ホントに練習してないので略(;^_^A

<レース当日>

6時に出発、7時に到着は予定通りです。天気も良く、心配していた海遊館名物の雨も今日は大丈夫そうです。

現地に着いてすぐに、空いてるベンチに荷物を下ろしてると、予想通り川口たばこさんに連れて行かれました(笑)
10月のタミヤGPで知り合ったくろぶたさんも合流してとりあえず準備完了です。

ということで、車検は込んでいたのでとりあえずのんびり朝飯を食べて、その後モーターを外してゆったりと車検に行きました。

[練習走行]
コースレイアウトは去年の海遊館と所々は似てるものの、あまり共通点のないコースに変わってました。
まあコースレイアウトはあんまり関係ないです。ええ。

問題なのは自分のお手手がどんだけなまってるかってことなのはレース前からわかりきってます(笑)

まずはセイタローから。
お、まあまあ速い。
でも、お前何回も何回もこけすぎ。足つりそう。

誰にも抜かれなかったのでまあ良しとしましょう。9ヶ月ぶりやし。

で、ジャンプ台も用意されてシンタローの番です。
今回、新車TBを投入したのですが、この練習走行でシェイクダウンと言う無茶なことをするので心配でした。
ホントは去年のラリー代表のすぎたさんのセットをパクらせてもらったのでそんなに心配じゃなかったんですけどね(笑)

実際走り出したらまあまあ走るのでとりあえず一安心。
誰にも抜かれへんかったしまあOKかな、と思っていたら、終了直前に速えインプレッサにブチ抜かれました。
文太にコテンパンにやられた拓海(©頭文字D)の気持ちがちょっとわかった気がしました(^^ゞ

しかも、操縦台降りてすぐにセイタローに
「なあ、明らかにあのオレンジのインプのほうが速いで」
と言われたので気のせいじゃない模様。見んでもええとこはしっかり見てやがる

まあいろいろあったものの息つく間もなく予選一回目です。

[予選一回目]
まずはラリースポーツからですが、予選の一番最初に組まれているので、とりあえず予選1回目は捨てて、様子見に徹する作戦にしました。

ということでドライバーズミートの直後の予選1回目。今回のラリークラスは13台参加の全員決勝のようです。
これでプレッシャーも無くなったので予選は気楽に行けます(爆)
ということでドラミの後、ゆっくりしてる暇も無く予選第1レース目に
出走です。

前列スタートから何とか混戦を抜けて、2番手で1周目かえってこれました。上出来です!

トップの車はさっきの速いインプじゃないようです。
楽に逃げさせないように追いかけます・・・が、トップの車に比べて明らかに立ち上がり握れません。ちょっとでも握りすぎると白タイルの上でなくてもツルっと行ってしまいます。
ていうかトップの車、メチャでかいウイングついてるやんけ!?反則やんけ〜と思いながらもなんとかついていかないといけません。とにかく我慢です。イライラします(^^ゞ
「イニD」の高橋啓介がトラクションのかけ方を「えらくむずかしいぜ・・」と22巻?で言ってたのを思い出しつつ、じわじわ、というか明らかに離されながらも、トップが速い車の宿命?で周回後れに良く絡まれているスキをついて、なんとか2分経過直前にトップに出て、そのままタナボタ1位でゴールできました。
ラリーは予選1組のみなので暫定TQです(^.^)

しかし、さすがに古タイヤの限界を感じたので新品を組む事に。っていうか最初から組んどけよ

ということで続いてセイタローの予選1回目です。
今回のタミヤGP、予選でシンタローが1レース目、セイタローが4レース目になってしまったため、時間が全然なくてバタバタしてしまい、いつものように追い充電をしっかりかけたり、クリーナーでタイヤをサッと拭いてやったり出来ませんでした。
「いつも通りに出来んかったー」と不安を感じながらもマーシャルを終えて帰って来てすぐにボディをかぶせてコースサイドへ。

しかし、幸運にもセイタローの前の3ヒート目でバンドトラブルがあって、5分ほど時間がかかると予想して車を抱えてピットに戻り、5分だけ追い充電をかけて、練習走行後そのままにしておいたほこりまみれのタイヤも拭きました。
降ってきた5分間のおかげで「準備は万全!」です(^.^)

ゼッケン8番のセイタローは後列スタートです。
しかし、お約束の混乱にしっかり巻き込まれて、追い充もタイヤ掃除も全部パーに。

そんなこんなでいきなりテンパったセイタローは、その後も周回後れに絡みつかれたり絡みついたり(笑)、皿に乗りあげて踊ったりしながらよれよれになりながらも、なぜか1分過ぎにトップに浮上(^^ゞ

どういうレースやねん!とか僕が心の中でツッコミを入れているうちに2分経過ー。

予選1回目終了した時点で暫定4位でした。
やばいなー、とか話しながらちょっと早めに天ぷらうどん(セイタローは天丼/どうでもいいですね(^^ゞ)を食いに行き、予選2回目の準備を整えました。



ジュニアクラスに出場したセイタロー号@TA04です。

[予選二回目]
で、予選2回目です。
後列の一番アウト側からのスタートだったので、正直スタートは「抜けられたらラッキー」くらいの軽い気落ちで行きました。
この気楽な気持ちがよかったのか、予想に反してスタート成功!
1周目をトップで通過!

って言うか

新品タイヤのおかげでめっちゃ走るようになってます!

格段にコントロールしやすくなりました。一ヒート目に苦しめられたリヤグリップ不足はまったくなくなり、安心して握っていけます。
ストレートエンドのコーナーでクリップにつけられるようになったのは大きかったです。

で、1分経過時点で2番手をほぼ半周ほどちぎったんですが、運はタイヤを当てた時点で使い果たしてたみたいで、カマ掘られる・壁送りにされる・両側からはさまれるの3点セットで10秒以上タイムロス(^^ゞ
結局順位を2位に落としてゴール!

1位のタイムは・・・・・

良かった!コンマ1秒勝ってました、これでタミヤGP初TQ確定です!

しかし余韻も覚めやらぬままセイタローの車出しの準備に。
今度は前列スタートなので、モーターをチェックして、電池も虎の子の2400SPに積み替えました。今度はちゃんと早めに追い充電もかけてタイヤも綺麗にしておいたので準備は万全です。

そしてスタート!
うまく抜け出し、2番手にソコソコの差をつけてトップを走ります。
しかーし楽にレースをさせてもらえないところがタミヤGPです。
3周目から周回後れがで始めると、ソコソコのタイムロスを強いられます。
コース中で鈍い音がする中、何とかトップをキープしてゴール!
大幅にタイムも上げました。

なんとか予選順位は2位まで上げ、フロントローを取る事が出来ました。

本人も、車は今までで最高に走ってるから、後は勝負するだけ、と開き直っております(笑)

さぁ、いよいよ決勝です。
シンタローがTQ、セイタローが2番手とそれぞれのクラスで予選を好位置で通過し、否が応でも期待は高まります(^^)

[ラリースポーツクラス決勝Aメイン:18Laps]
そしていよいよ決勝です。まずはシンタローから。

車出しをセイタローに頼んで・・・え、動かん!?

よそから電波が入ってるみたいな動き方でステア&モーターが動き、オフィシャルさんにアナウンスを入れてもらうとぴたっと収まりました。

マジ勘弁!(T_T)

この時点でカンペキにテンパってしまいました(汗)

そして心臓がまだバクバク言ってる中スタート!
決勝は18週です!

う゛〜あ゛〜すたーとしっぱい!

1周目をほぼビリで通過(^^ゞ
アタマの中はすでに真っ白です(笑)

こうなったらもうハラくくるしかない!と全力で追い上げです!
かなり混戦があったようで、予選トップ3は後方に下がってしまったようです。
自分でも信じられないくらい攻めに攻め、1分経過時点でなんとか2位まで順位を回復!
そしてトップとコーナー1つ分まで差を詰めたのですが、周回後れと痛恨のクラッシュ、順位も3位に下がってしまいました。
って言うかトップの車、真後ろまで来てる!これはヤバイ!

しかし、ここで終わってられないので、なんとかして2位に上がり、トップとの差も何とか3秒まで詰めました。
しかしのこりは後3週!差は2秒!
残り2週、ついに捕らえた!トップと1秒差!

そしてファイナルラップ!
トップの南選手もプレッシャーを感じてくれたのか、ラインが乱れています!
しかし追い上げもここまで、最後のジャンプセクションで強引に外からかぶせに行ったのですが、あえなくしのがれ、万事休す。
2位でチェッカーフラッグを受けました。

緊張の糸が切れて、レースが終わった瞬間操縦台の上で崩れ落ちました(笑)

ちくしょぉー!勝ちたかったです!(@_@)

ということで、今回もまた勝つ事が出来なかったのでした(涙)

[ジュニアクラス決勝Aメイン:18Laps]
シンタローが惜敗した直後のレースですが、引きずってはいられません。

2番グリッドからセイタローは自身初のタミヤGP優勝を狙います。林竜生君も8番グリッドから虎視眈々と狙っています。
そしてスタート!
フライングかなー、とも思えるタイミングでスタートしたセイタローですが、フライングは取られず、思わぬ形で1周目をトップで帰ってきました!レースはトップがセイタロー、2番手にTQスタートの下向選手の2台が3番手以下を大きく引き離す展開ではじまりました。

ラップタイムで若干優位のセイタローはじりじりとリードを広げていきます。
しかし、2番手の下向選手が周回遅れに捕まってリードが5秒になり、気が楽になったのか、ミスが出始めます。
そして中盤にさしかかったころ、ついに痛恨のクラッシュ!
マーシャルもなかなか取りに行けない位置で止まってしまい、逆に大きなリードを奪われてしまいます。
そしてこの間に、なんと竜生選手は混戦を上手く抜け出して3番手まで上がっていました。セイタローピンチ!(笑)
セイタローはこれに慌てたのか、凡ミスを連発、竜生君も周回後れに絡んでしまい、4位に順位を下げます。

うだうだやってるあいだにトップは全車をラップしてしまい万事急す、いよいよラスト1週です。
ここで、もうめろめろになってしまったセイタローは真後ろに3位の車が来てる事にも気がついていません!

そーしーてー最終コーナー!



あ、こけた・・・・・


あ、こけた・・・・・


あ、こけた・・・・・


あ、こけた・・・・・


あ、こけた・・・・・


さ、3位でゴールです(^^ゞ
だ、ださすぎる・・・(^^ゞ
竜生君は大満足の4位入賞です。これは立派!

ということで、セイタローは最後の最後までジュニアクラスで勝つ事は叶いませんでした(^^ゞ

[今回のレースを終えて]
ということで、僕ら兄弟の復帰戦は、シンタローが2位、セイタローが3位とぱっと見まずまずの成績ながらも実際ぜんぜんイケてない、という課題山積みな結果に終わったのでした!

ちくしょ〜次こそ勝ったる!(爆)

Text By K.Shintaro